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2011年号11月発行

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レストランへ行こう

タイ料理はもちろん、日本料理や中華料理、フレンチ、イタリアンなど世界各国の「食」が集まるバンコク。中心部にはレベルの高い有名店が集結しています。

ビジネスや観光でさまざまな国・地域の人々が集まるバンコクには、世界各地の料理が集まっています。日本で慣れ親しんだ味や、個性豊かなエキゾチックな料理まで、ここバンコクでは多彩な味とレストランに出会うことができます。
まずはタイ料理。一口にタイ料理といっても一食30〜40バーツ程度の屋台から、伝統的な宮廷料理が味わえる超高級レストランまで、さまざまなスタイルのお店があります。
またタイ料理は、地域によってさまざまな特色があるのも特長。なかでも、東北地方を発祥とする「イサーン料理」は、バンコクでもかなり浸透しています。

日本食は完全に定着


バンコクといえば、世界でもっとも早く、かつ長く日本食ブームが続く都市だと言われています。
現在では、ブームではなくすっかり市民の食生活に溶け込んでいます。日本人にとっての中華料理のように、ごく日常的に足を運ぶ日常食として定着しているようです。
特に最近目立つのは、日本からの外食産業の進出と、タイの大手資本によるチェーン店の出店ラッシュです。
日本では外食産業が飽和状態となり、続く市場として世界への進出がキーワードとなっているようですが、その中でまず最初に候補に上がるのがバンコクです。
これは日本人在住者が多いことに加え、タイ人自体に日本食が定着したこと、タイ人が経営する日本食レストランも増えたこと、そしていわゆる中間所得層が増え、従来ならば“高級料理”だった日本料理店にも気軽に行けるタイ人が増えたことなどが挙げられます。

また屋台に象徴されるようにタイ自体に外食の文化が根付いていること、多くの外国人が暮らしていることからもわかるように、異文化への抵抗をさほど強く持っておらず、気軽にいろいろな国の文化を取り入れています。
なかでも日本料理は、タイ料理と同じように中華料理の影響を受けたラーメンなどのメニューが多く、タイ人にもなじみやすい存在となっています。
さらにタイ人の所得が上がるにつれ、健康志向が高まってきたことも見逃せません。タイ料理といえば唐辛子やナンプラー(魚醤)といった辛さばかりが強調されますが、油を多用したものも多く、栄養バランスが偏りがちになります。そうした点に危機感を持つようになった人たちにとっては、日本料理は「ちょっと高いけど、おいしくてヘルシー」な存在なのです。


日本と同じ食生活が可能


実際に多くの日本人が暮らすスクンビット地区では、日本食に困ることはまずありません。日本と見違えるような高級な店構えを持つ割烹店から、仕事帰りに気軽に立ち寄れる居酒屋、さらにはデリバリーしてくれるお店もどんどん増えています。日本の味がない外国生活は耐えられない、ということは、少なくともバンコクではもはや過去の話になっているのです。

世界の味が集まるバンコク


そのいっぽうで、世界中から集まる多くの料理も魅力です。まずは中華料理。国民の1割強を中国系が占めるだけに、どの店も本場同様。
またイタリアン・フレンチもかなり充実。日本とはまた違う各地方の味も多く、思いがけない味に出会えることも少なくありません。
さらにインド料理・アラブ料理・韓国料理の店も相当数あります。BTSナナ駅〜アソーク駅周辺には、こうしたエスニック料理店がたくさんあります。

おしゃれなカフェが急増中


最近ではスクンビット・エリアを中心に、センスあふれるカフェが増えてきています(P.83)。2010年には日本でも人気のデリカフェ「DEAN& DELUCA」がBTSチョンノンシー駅近くに進出。都内のあちこちにスターバックスが点在するなど、有名チェーン店の姿も、バンコクではおなじみの存在となりました。
デパートや都内中心部にある人気のカフェでは、店内で勉強をする学生の姿や、おしゃべりを楽しむ若者の姿がよく見かけられます。リラックスできる雰囲気はもちろん、レストランに劣らない料理や、趣向を凝らしたスイーツ、新鮮なフレッシュジュースなども、バンコクっ子の支持を集める理由なのかもしれません。