
タイから日本への電信送金
タイから日本の銀行へ送金する場合は、おもな銀行の「国際送金取扱支店」の店頭に出向いて手続きをしなくてはいけません
バンコック銀行の場合、国際送金取扱業務を受け付けている主な支店は以下の通りです。
① バンコック銀行本店 シーロム通り
② スリウォン支店
③ バンカピ支店
④ スクンビット通りソイ43支店
⑤ エカマイ支店
⑥ サイアムスクエア支店
⑦ ラマ9世通り支店
必要な書類
銀行窓口で国際送金を依頼する場合は、以下の書類が必要になります。
① パスポート
② 預金通帳
③ 会社発行の給与明細書
④ 銀行指定の海外送金申込書
そのほかに、支店によってはワークパーミットの提示を求められる場合があるので用意しておきましょう。また、インターネットバンキングから海外送金を希望する方も、はじめに窓口で開設の手続きを行います。その際には、上記3点に加えてワークパーミットが必要です。
タイでは、国内で得た収入のうち、国際送金で送ることができるのは、給与証明書に記された金額の70%までと定められています。このため、給与証明書の提示が必要です。インターネットバンキング利用の場合も年に1度、提示が義務づけられています。
国際送金申込書は、各銀行にありますので、その場で記入すればいいのですが、送金先の金融機関名・支店・口座番号・口座名義人のほか、その支店の住所とSWIFTコードが必要です。SWIFTコードとは、国際銀行間通信協会(SWIFT)に登録された銀行の識別コードのことです。外国から日本へ送金する場合には必ず必要です。
●日タイ各行のSWIFT(BIC)
《日本の銀行》
| 銀行名 | SWIFTコード | |
| 三菱東京UFJ銀行 BANK OF TOKYO-MITSUBISHI UFJ, LTD. |
BOTKJPJT | |
| 三井住友銀行 SUMITOMO MITSUI BANKING |
SMBCJPJT | |
| みずほ銀行 MIZUHO BANK LTD. |
MHBKJPJT | |
| みずほコーポレート銀行 MIZUHO CORPORATE BANK, LTD. |
MHCBJPJT | |
| りそな銀行 RESONA BANK, LTD., TOKYO |
DIWAJPJT | |
| 埼玉りそな銀行 SAITAMA RISONA BANK, LTD. |
SAIBJPJT | |
| 新生銀行 SHINSEI BANK, LTD. |
LTCBJPJT | |
| シティバンク CITIBANK JAPAN LTD. |
CITIJPJT | |
| ゆうちょ銀行 JAPAN POST BANK |
(仲介銀行) BKTRUS33 | |
| (受取銀行) JPPSJPJ1 | ||
※ゆうちょ銀行への送金は仲介銀行とゆうちょ銀行の両方のコードが必要です
《タイの銀行》
| 銀行名 | SWIFTコード |
| バンコック銀行 BANGKOK BANK PCL. |
BKKBTHBK |
| カシコーン銀行 KASIKORNBANK PCL. |
KASITHBK |
| サイアムコマーシャル銀行 SIAM COMMERCIAL BANK PCL. |
SICOTHBK |
| クルンタイ銀行 KRUNG THAI BANK PCL. |
KRTHTHBK |
日タイ間の国際送金
現在、世界中の金融機関は国際マネーロンダリング防止のために、本人確認の手続きが厳しくなっています。日本でも海外から送金された金額を受け取る前に、本人確認が必要となります。それではたとえばタイの自分の口座から、日本の自分の口座へ資金を移しておきたいという場合です。
この場合もやはり本人確認が必要となります。本人がタイにいるといっても、日本の銀行に出向くか、または親族など代理の人間が公的証明書を持参するように、というのが日本の銀行のおもな対応です。
ただし、これは法律で定められている規則ではないため、金融機関の判断によっては本人確認ができる書類のコピーを郵送したり、またはパスポートなど複数の書類をスキャニングしてPDFファイルで送ることで受け付ける、といった対応をしてくれるところもあるようです。しかし、これでは本当に急ぐ場合には間に合いません。
これもいざというときのために、一時帰国の際に本人確認を済ませておくといいでしょう。本人確認が必要なのは初回のみなので、2回目からは自動的に入金されます。
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バンコック銀行Bangkok Bank タイのトップ銀行。日本にも「盤谷銀行」として東京と大阪に支店を持つ |
クルンタイ銀行Krung Thai Bank タイ政府が株式の過半数を所有する、資本規模で2位の銀行。法人向け融資がメイン |
サイアムコマーシャル銀行Siam Commercial Bank 王室系の銀行。紫がイメージカラーで最近日本語表示のあるATMが急増中 |
カシコーン銀行 Kasikorn Bank 旧名は「タイ農民銀行」。日本人サービスに最も力を入れていると評判 |
送金手数料
国際送金手数料は送金時に送金人の口座から引き落としとなります。
また、日本の銀行に入金する際、受取側の銀行が請求する入金手数料を、受取人負担にするか、送金人負担にするかで手数料が異なります。
つまりタイの銀行に対する国際送金手数料だけではなく、受取人の口座がある日本の銀行に対しても入金手数料を払わないといけないのです。その入金手数料をどちらが負担するかをあらかじめ選択できるということです。
例えばバンコック銀行の場合、タイから日本への送金手数料は400バーツ。
そして日本の銀行から請求される入金手数料は1,150バーツ。
送金人負担とした場合はこの全額を負担することになります。ただし送金手数料は銀行によって異なりますし、円ベースで請求されますから、レートによってはかなり高額となる場合があります。
さらに10万円を超える場合には、犯罪による収益の移転防止に関する法律等の規定により、差出人の氏名、住所、生年月日が明記された公的機関の発行した証明書類による本人確認が必要になります。本人確認ができない場合は、国際送金を受け取れない場合もあります。
日本からタイへの電信送金
バンコック銀行に口座がある場合は受取人の口座番号、名義、口座の種類(普通口座
など)と、同じようにやはりSWIFTコードが必要です。バンコック銀行の場合は「BKKBTHBK」です。また、日本の銀行からの送金を受け取る場合に入金手数料が必要となります。
バンコック銀行の場合、送金額(バーツ)の0.25%ですが、最低200バーツから最高500バーツとなっています。
ゆうちょ銀行からの送金
日本全国のゆうちょ銀行の国際送金取扱局から、タイのバンコック銀行の口座へ直接送金することができます。
送金の際、SWIFTコードと受取人口座名義、口座種類(普通預金など)、口座番号を正確に伝えて下さい。
ゆうちょ銀行から送金された場合、入金手数料は一律200バーツとなっています。またゆうちょ銀行からの国際送金手数料は2,500円です。
ゆうちょ銀行では、送金の際に外国為替及び外国貿易法等の規定により、送金目的の確認があります。
送金目的は、子供や親への仕送り、学会費、寄付金などのように、また商品代金の支払いの場合は具体的な品名を記入する必要があります。
住所あて送金
タイに口座がない場合は、タイの住所宛に為替証書という形で現金を送金することが可能です。日本国内のゆうちょ銀行もしくは国際送金取り扱い郵便局で送金金額と送金手数料を現金で支払い、為替証書の発行手続きを行います。すると、タイの住所に為替証書等が届くので、これを持って現地の郵便局等に行けば、現金と引き換えることができます。送金には1件につき、2,500円の手数料がかかります。また、到着までに5〜10日程度かかります。
